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KAGOSHIMA
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鹿児島観光コンベンションニュース
サザン ウインド(南の風)
2000.10月発行

(財)鹿児島観光コンベンション協会
E-Mail to kcvb@d1.dion.ne.jp

この人からの提言

 
  目次
カバーストーリー
トピックス
イベント紹介
新しい観光施設
焼酎特集
この人からの提言
事務局だより
周遊チケット
維新ふるさと館
かごしま水族館
ご意見 ご要望
玉川孝道氏西日本新聞社編集局長   玉川孝道氏

 今回のこの人からの提言は西日本新聞の 玉川 孝道 様 です。玉川様は鹿児島のご出身で現在西日本新聞の編集局長としでご活躍中です。いつも当協会が秋に実施している福岡地区への北部九州観光宣伝事業の際、ご助言やご指導をいただいています。今回も大変ご多忙な中、西日本新聞本社にて郷土鹿児島へ寄せる熱い想いを語っていただきました。

 


(聞き手)鹿児島を離れてから40年なられるそうですが最初に福岡から見られての鹿児島の感想からお聞きしたいと思いますが。

(玉川さん) 鹿児島を離れて、40年になります。甲南高校を34年に卒業。仕事柄、各地を転々として、故郷を遠くから思うほか、里帰り、墓参りが年一回程度でした。しかし、幼いころ、鴨池の浜から仰ぎ見た桜島は私の原風景となっています。鴨池の空港も浜も今はありませんが−−−。鹿児島市街はそう変化はありませんが、周辺の住宅地の広がりには驚かされます。どこでも起きている県都への一極集中でしょうが、川辺や加世田、鹿屋などの地方都市のこれからはどうなるのでしょうか。心配です。県全体にパワーを感じないのは、そのせいでしょうか。多自然居住地域という言葉が閣議決定された「21世紀の国土のグランドデザイン」に登場します。鹿児島の自然の雄大さ、美しさ、明るさ、そして人々のホスピタリティは比類のないものです。環境、景観がキーワードになる21世紀にこの資産、資源をどういかすか、地域戦略の構築、きめこまかな戦術展開ができるか、これからが勝負でしょう。

(聞き手)鹿児島と福岡との関係で連携の手法や情報発信等の仕方などで何かアドバイスがあればお教え下さい。例えば毎日読んでいる西日本新聞の記事や福岡市等は常にアジアを意識しての動きが感じられますが?

(玉川さん)鹿児島からの情報発信があまりにも少ないのに、驚かされます。さみしいですね。熊本の女将さんたちが編集局におしかけたり、大分のサッカー関係者がやってきたり、佐賀、山口、長崎、大分など各県のトップがしばしば顔を見せ、講演したり話し込んだり。いかに福岡という市場に売り込むか。その意欲は大変なものがあります。鹿児島はやはり「遠い」のでしょうか。売り込むことに躊躇があっては、やはりパンチは強くはならないでしょう。まずはPR精神の高揚でしょうか。そして行動力。鹿児島と福岡は遠からず新幹線で結ばれ、東京と熱海の時間距離になっていきます。九州の地域構造はガラリと変わり、状況は一変します。学者のなかには「南九州中核都市は宮崎になるのではないか」という人もいます。宮崎空港の都市空港としての利便性を評価してのことでしょう。これから都市間競争がますます熾烈になっていきます。覚悟が必要でしょう。油断はできません。それにアジア戦略はどうなっているのでしょうか。台湾、韓国、中国の観光客はハウステンボス、阿蘇、別府の温泉、そして福岡での買い物のコースは定着し、福岡〜釜山のビートルで往来は年間120万人になりました。うかうかしていると目は北へ向いたままになりかねません。

(聞き手)時々用務で鹿児島へ帰られた時の玉川編集局長の故郷の味と言うか是非県外観光客に薦めたい料理とか食べ物がありますか?

(玉川さん) 何と言ってもキビナゴです。焼酎をグビリ、酢味噌で食べるあの味は「おふくろの味」であり忘れられません。それにさつま揚げ。10月末にブロック紙の編集局長会議を鹿児島にしました。夜は勿論、いも焼酎のお湯割にキビナゴ、さつま揚げです。

(聞き手)最後にいつもゲストにお伺いしているのですが、最も好きな鹿児島の観光スポットと
その理由をお教え下さい。

(玉川さん)たくさん ありすぎて−−−− 。どうしても、ひとつとおっしゃるなら、坊津から野間岬へのあの海でしょうか。

(聞き手)今日はお忙しい中ありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

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